TAGUCHI&COMPANYの鷺谷と申します!
ここでは今日から活用できる軽貨物の情報、仕事の効率化、人生の楽しみ方などを投稿していきます。
今回は
「冬になる前に備えたい!バッテリーの知識」です。
目次
1バッテリーの基本知識
●車のバッテリーの仕組みや役割
いつもトラブルになってから意識されがちなバッテリー。
そんなバッテリーの基礎知識からおさらいしていきましょう!
①電力の供給源
車のバッテリーは電気エネルギーを蓄える電池です。
エンジンを始動するために必要な電力を供給します。
エンジンをかけるときや、エンジンが停止しているときに車内の電装品(ライト、エアコン、ラジオなど)を動かすための電力も供給しています。
②起動の役割
起動するときに非常に多くの電力を必要とします。
主にエンジンの点火プラグへ火花を飛ばすことでエンジンを起動させます。
③電気系統の安定供給
バッテリーはエンジンが動いていないときも
車の電気系統を安定して動かすための電力を提供します。
エンジンが停止しても
ライトやラジオなどの電装品を使えるのはバッテリーのおかげです♪
故に、エンジンがついていない時の電気系統の使用は
バッテリーが上がる要因になりますので注意!!
④充電と放電
エンジンが動いている間に発電機(オルタネーター)から充電されます。
充電されたバッテリーは、必要なときに車の電気系統に電力を供給します。
効率良く充電するには
車を時速約50キロメートル
エンジン回転数を2,000回転ほどにして20分以上走行する必要があるようです!
詳細を理解しておくとバッテリーとの付き合い方も変わりますね。
2正しいバッテリーメンテナンス
バッテリーの基本情報が頭に入ったら
次は、「どう付き合って行けばいいか=メンテナンス」について確認していきましょう♪
①バッテリー液の残量チェック
【バッテリー液とは?】
・バッテリーに充填されている液体で、別名「電解液」とも呼ばれている。
・バッテリー液は、硫酸と精製水を混ぜた無色透明の液体(希硫酸)
・化学反応が起こることで、バッテリーで放電・充電を可能にしている。
・バッテリー液は不純物を含まない精製水で作られている。
【バッテリー液の交換は?】
・3ヶ月に1回が目安。
・間違っても水道水を入れない。
(不純物が電極に付着し化学反応が起こせなくなるため)
・相場:200円〜
【バッテリー液がない状態で使い続けると?】
使い続けるとサルフェーション現象
(極板に硫酸鉛の結晶が付着し、極板が化学反応しなくなる現象)をおこし
極端にバッテリーの寿命を縮めます。
サルフェーション現象がおこると、バッテリー液を補充しても元の状態には回復しません。
②電圧チェック
【電圧正常値と異常値】
・正常値:エンジン停止中で12.6V以上。エンジン稼働中は13.5~14.5V。
・異常値:通常時に12.5V以下になった場合はバッテリーの交換が必要なタイミング。
【どうやって図るの?】
イグニッション(エンジン)をオフにする
サーキットテスターの電源を入れ、スイッチを直流Vに合わせる
テストリードの赤プラグをV端子に、黒プラグをCOM端子に差し込む
バッテリーのプラス端子に赤テストリードを、マイナス端子に黒テストリードを接触させる
サーキットテスターにバッテリー電圧の測定値が表示される
サーキットテスターとは?
・電圧や電流、抵抗などを測定できる工具。
・価格:ホームセンターなどで2,000~3,000円
バッテリー電圧を正確に把握するには、エンジン停止後60分以上放置して測定します。
エンジンを掛けたまま測定すると、オルタネーターの発電状況も測定されます。
しかし、自身で図るより
ガソリンスタンドやディーラーなどで無料点検をしてくれます!
気になったらすぐに見てもらいましょう!
③定期的にエンジンをかける
・車が長期間使用されない場合は、
定期的にエンジンをかけておくことでバッテリーの放電を防ぐ。
・長期間の保管時にはバッテリーを取り外して保管すると良い。
④定期的な点検
・点検の目安:月一回
・点検場所:ガソリンスタンド、ディーラーなど
・費用:点検についてはほとんどが無料
・点検時間:1〜5分程度
3バッテリーの交換時期と兆候
①バッテリーの寿命
一般的に2~3年程度といわれています。
ただし、車のタイプや利用状況によって寿命は変わっていきます。
車のタイプ別の目安は次のとおりです。
ガソリン車:2~5年
アイドリングストップ搭載車:2~3年
ハイブリッド車:4~5年
バッテリーの寿命は、車の使い方や環境などによって異なり
2年も持たなかったり、5年以上持ったりすることもあります。
運転の頻度が高く消耗が激しい場合は
3年未満での交換が必要になることもあるでしょう。
②寿命のサイン
バッテリーの寿命が近づいていることを示すサインには、次のようなものがあります。
ライトが暗くなった
エンジンがかかりにくくなった
アイドリングストップが作動しなくなった
パワーウィンドウの動きが鈍くなった
バッテリー液の色がにごっている
③バッテリーの相場
・軽貨物自動車バッテリーサイズ:B19L/Rサイズ(規格外もあり)
サイズの確認は以下の画像を参照
・標準用バッテリー:税込4,480円~
・充電車用バッテリー:税込7,480円~(補水タイプ)、税込9,680円~(メンテナンスフリータイプ)
※工賃別途
バッテリーの保証期間は、メーカーや製品により異なりますが、
購入日から18か月、または使用から3~6万kmが目安です。
宅配をしているとエンジンのON・OFFが頻回になります。
また、ハザードの点灯やライトの消し忘れなどは
非常にバッテリー消耗が早いです!
小さなサインを見逃さないことが
トラブルを未然に防ぐ行動に繋がりますね!
4バッテリーのトラブルシューティング
さてさておっかないバッテリートラブルについて列挙して行きますよ!
◻︎エアコンの使いすぎ
◻︎半ドアによるルームランプのつけっぱなし
◻︎夜間走行後のヘッドライトの消し忘れ
◻︎エンジンの切り忘れによる待機電力の消費
◻︎自然放電による蓄積電力の減少
◻︎バッテリー液の不足
◻︎バッテリーの寿命
では
実際にバッテリーが上がってしまった!
どーしよう( ; ; )ソワソワ
っとなる前に
以下の道具と対処方法を把握しておきましょう!
①ジャンピングスタート
ジャンピングスタートは、
救援車から電力の供給を受けてエンジンを作動させる方法です。
必要なものは、ブースターケーブル、ビニールテープ、軍手、救援車です。
救護車の要請は
バッテリーが上がってしまった場所にもよりますが
車通りがある場所なら、恥ずかしいとか言っていないで
なりふり構わず声をかけてHELPしましょう。
結構皆さん助けてくれます!(笑)
画像:ブースターケーブル
②ジャンプスターター
ジャンプスターターは
車の電力に対応したモバイルバッテリーを使用する方法です。
今はAmazonなんかでも5,000円〜購入できます。
購入してから一度は動作確認を推奨します!
っというのが、結構不良品もあったります。
「いざ!!」って時に「動かない!?!?!?」なんてことも・・・
必ず動作確認をしましょう。
③ロードサービスを呼ぶ
ロードサービスを呼ぶ場合は
自動車保険(任意保険)やJAF(日本自動車連盟)に
付帯するロードサービスに連絡します。
故障車の位置と車名、ナンバー、車の色、トラブルの内容を伝えましょう。
JAFは、会員でなくても依頼可能です。
それ以外でロードサービスを要請すると高額の請求が来る場合があります。
なので、バッテリートラブルに関わらず
事故やトラブルの際にはどこに連絡すれば良いのか
必ず把握しておきましょう!!
④新しいバッテリーに交換する
一度チャージしても、バッテリーが完全復活することはないです。
すぐに上がってしまうことがほとんどのため
動けるようになったらすぐに交換しましょう!
5なんで冬にバッテリーは上がりやすくなるの?
最後になぜ冬になるとバッテリーが上がりやすのか
冬を迎える前に、是非おさらいしておきましょう♪
気温が低いと化学反応が起こりにくくなるため。
バッテリーから供給力、蓄電力低下するため、過放電に繋がりバッテリーが上がる。
日照時間が短いためライトを使う時間も長くなりバッテリー負荷が大きい。
バッテリー液の温度が下がることで充電効率が下がる。
なるほど。
バッテリーは気温が低くなると上がってしまう理由がわかりましたね。
寒くなってきたら、バッテリーも凍えてます!
弱っていたらすぐに点検を!!
6まとめ
車両トラブル1位のバッテリー!
いざって時は、思った以上にやってきます。
私も狭い道でバッテリーが上がってしまって 恥ずかしい体験をしました。 そんな時、結構困ったのが
「バッテリーの場所がわからない」
皆さん
バッテリーの知識だけでなく
場所もしっかりと把握しておくと
いざって時に
スマートな対処ができますよ♪w
さぁ寒い季節も間も無くです!
バッテリーに優しく安全なドライバーズライフを楽しんでください♪
最後まで、ご覧いただきありがとうございました〜♪
私たちTAGUCHI&COMPANYの理念は
「クリーンな会社を作り地球上の誰よりも従業員とドライバーを大切にする」会社です♪
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